放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

はしご風呂をした話

久々の更新

 相変わらず、今のところコロナにも感染せず、バイクでこけることもなく、元気にやっている。

 今日はまた、ちょっと前の週末のことを書く。

昨年のやり残し

 その日は天気も良かったので、朝からオイル交換とバイクを洗車。昨年末は引っ越しとかでバタバタしていて出来ず仕舞いで、結局このタイミングとなってしまった。

 2021年の厄を落としながら洗うこと2時間。30年くらい前のバイクだが、ワックスまでかけると見違えるように綺麗なった。

乗り初め

 当然2022年になって鳥男(グースって名前のバイクだけど「グース君」とか「グースちゃん」とかなんかしっくりこないと思っていた矢先に閃いた名前。)には乗っていたが心機一転。まるで新年乗り初めのような気分だった。タンクに自分の顔が映るくらいピカピカになってテンションがあがってしまい、何となく走っていたら気が付いたら沼津に。そのまま引き寄せられるように箱根に。

 
 
 
 
 
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 昼過ぎでも刺すような冷たさはなく、10℃くらいでやんわり春の訪れを感じられた。オイル交換もしたし、気温も上がってタイヤもグリップし始めたように感じられ、鳥男の調子は絶好調だった。

はしご風呂

 お決まりのターンパイク箱根に着いたのは15時前後。夏と違ってバイクも他に3台程度しか居なかった。何となくこのまま帰るのは後ろ髪をひかれる気がしたので風呂に入っていくことに決め、奥湯本の日帰り入浴の予約を入れる。

 予約を入れた後、ふとダンディ御仁が教えて下さった別の温泉(強羅にある)のことが頭をよぎりこちらも電話をすると、普段は15時で締め切りなのだがたまたま16時までOKとのことで。はしご酒ならぬはしご風呂が決まった瞬間だったが、すぐにバイクを駆った。

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静謐

 自身は昨年初めて強羅に足を踏み入れたが、コロナ故なのか、山奥だからもともとなのか、強羅はいつも閑散としている場所という印象。そんな強羅で、ダンディ御仁レコメンドの日帰り温泉はと言うと。

 一言で言うなら「静謐」な空間だった。

 硫黄の香りと、浮かぶ湯の華。なのに自分が出した音だけが聞こえる空間は、まるで自宅で入る風呂のようでなんだか不思議な感じだった。源泉かけ流しの湯はパイプで直接流れ込むようになっており、チョロチョロと水の音が聞こえない。しかも内湯なのに広いから、なんだか解放感もあって心地よかった。あの静けさというか穏やかさというか心落ち着く感じを伝えるにはどんな言葉が相応しいのか。調べた結果「静謐(せいひつ)」かなと思った次第。静かで落ち着いている様を指す語らしい。

 
 
 
 
 
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 貸切状態だったってのもあるが、very goodなレコメンド、ありがとうございます。

二次会は安定

 二件目は実はその前の週にも行っていて。一週間ぶりだったが変わらず良かった。強羅のほうが時間を気にしてバタバタ入ってしまったのもあってこっちはだいぶ長い時間居た。

 冬も終盤に差し掛かっているのか日が落ちるのも段々と遅くなってきていて、暗くなる前に箱根を降りることが出来た。

最後に

 今まで北は草津、南は別府、湯布院、指宿と温泉に入ったが、道中のワインディングも併せて気持ちがいいのは箱根だと思う。特に沼津から上がって箱根新道にあえて入らずの1号線がたまらなくSweetである。

 ではまた。