この記事は
生まれてこのかた丸刈りしかしたことなかった筆者が、老舗の床屋で髪を切った話。髪型変えるって、知らない自分の一面が知れて面白い。(118文字)
久しぶりの更新
このブログを始めて初。一か月も更新をあけてしまった。因みに未だに元気でやってます。
初めての残業ラッシュでブログに手が回らず筆が進まなかっただけで、ネタは幾つかあるのでボチボチ書いてく。休日の有難さが際立つ今日この頃。
目指せ140字
最近たまにやってるが、今回から本格的にブログの冒頭に要約を付けてみることにした。「Twitterをやっていると、伝えたいことを短い文章でまとめる力が付く」という話を耳にしたからだ。
ブログでは基本的にたらたら書きなぐってるだけなので、Twitterの140字をベンチマークに冒頭でスッキリまとめるのもいい習慣かなと思う。
髪型
で髪型の話。昨年ふと、カッコよくなりたいと思う瞬間があって。というのも生まれてこのかた基本坊主、しかも着る服はアップルのCEOでもないのにほぼ毎日ジーパン。
ひと通り試して落ち着いたのがそのスタイルとかならわかるが、他に試したことがないままってのはツマラナイ。
ってことで髪はお金をかけずとも生きてりゃ勝手に伸びてくれるので、先ずはとりあえず髪型を変えてみようと思ったわけ。
200年続く床屋
今回行ったのは麻布十番の「I・B・KAN」というお店。ファッションのファの字も知らんが取り敢えずトップレベルは都内のお店だろうと。そんな激戦地で長くやってるお店ならまず間違いはなかろうってことで、数店挙げた候補の中で予約が取れたのがここだった。
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公式サイトによると現在7代目、過去にはペリー来航の3年後に日本にやってきたハリス領事の髪を切ったという記録も残っている、現存する日本最古の床屋とのこと。
愛美館
どこの馬とも知れない床屋初心者が果たして歓迎されるのかと不安だったが、とても丁寧に対応して頂いた。
途中当代の方とお話しできる機会があって聞いたのだが、店名の「I・B・KAN」のI・Bはアイビーリーグ(日本で言う有名私立大MARCHのアメリカ版みたいなもん)で流行ったモミアゲ一文字のスタイルのことではなく、International Beautyの略なんだとか(そもそも創業者が蔦谷さんであることから英語の蔦であるIVYとかけて愛美館と名付けていたが、時代とともに変わっていったそうな)。
いらっしゃるお客さんもさぞかしポッシュな方が多いのかと思いきや意外にも地域密着。先で書いた丁寧な対応然り、綺麗で品を感じる店内にも拘らず息苦しさとか敷居みたいなものはそこまで感じられず初心者には有難い限りだった。店舗拡大とかせずに一店舗だけで構えているところにこそ200年続く秘訣があるみたい。
知らない自分
かくして仕上がった髪型はと言うと、中々いい感じで(というか比較対象が丸刈りなのでどんな髪型であれいい感じなんだと思う)気に入っている。こういう自分もアリだなーって新発見。
ほっとけばまた伸びるし、次はどんな髪型試してみようかなーとか考えるのも面白いもんだと知った。