放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

日本最南端を更新した話

隔間から月間

 次の更新はまた4か月後だと思ったそこの貴方、今回は早いのだ。あれから上陸、島を丸1日満喫後九州に戻ったのでその道中でシコシコ書いていた。

 GWが終わり早2週間。下書きを見直し、先日名古屋で投稿しようとしたがフォントがぐちゃぐちゃで投稿できず...。

一日漂流記

 上陸時は大雨だったが昨日は曇り時々雨、夕方には晴れ間も見え天気にも恵まれた旅だった。そして始終ジモティーの案内付き。今回の結論:どこに行ってもジモティーの案内とは素晴らしい。

 巡ったのは鉄砲館、宇宙センター、男淵女淵の滝等々。H3ロケット、月面着陸とタイムリーな話題の現場:宇宙センターも“挑戦する技術”を直近に感じることができ激アツだったが、鉄砲館から先に行くと言う順番はジモティーのセンスが光る場面だった。

はじまりのばしょ

 名前のインパクトが大き過ぎて内容が想像できない施設は数あれど(高級食パン+奇抜な店名で有名な「夜にパオーン」も、名前がイカつすぎて静岡3年目にして先日初めて行ったくらいだ)鉄砲館ほどズレている施設も無いのではなかろうか。実は鉄砲って言われてもあまり興味ないしなぁと言うのが行く前の感想であった。

「鉄砲館」

 どう考えても名前から火縄銃が展示してあるんやろなーくらいしか浮かばんやん…。確かに鉄砲の解説は後半多いけど、前半あんなに島の説明してくれているのに鉄砲館だけじゃ勿体無いって。特に入り口すぐの説明VTRは見事で、種子島の概要が即座にインプット出来た。

国道がある島種子島

 と言うのも、恥ずかしながら今まで種子島について本当に何も知らなかったのだ。どのくらい知識がないかと言うと、着岸前まで1日あれば島を徒歩で一周できると思っていたくらいだ。例えば金印が見つかった福岡の志賀島は九州と陸続きになっており、博多天神から自転車で行って帰っても1日あれば戻って来れるくらいの大きさである。過去に行ったことのある日本の最南端の島:(三島村)も細い道が貫いているだけで確か周回はしていなかった(海が綺麗なのは言わずもがなだが、海岸線で湧き出る硫黄湯が印象的だった)。

 しかし種子島、道が張り巡らされるのみならず58号なる国道をお持ちとかそれはもう小島ではなく沖縄級の巨島じゃないですか。

 こうして島の地理歴史をさらった上で巡る観光がより身に染みるものになったことは言うまでもない。日本で最初に稲作が伝わった(とされる)島に、今度はポルトガル人が流れ着き鉄砲が伝わる。時代は種子島から始まるとでも言うのか、パイオニアの足跡を見た気がした。

最後に

 個人的な話で言うとバイクに乗った日本最南端も更新した。途中ガス欠に肝を冷やしたが、島の北端まで原付ツーリングを敢行した。知らない場所を景色をゆっくり見ながら走る。原付ってこんなに楽しかったっけと思いながら超エキサイトした。こうして、離島でバイクに乗るバージンは種子島に散ったのであった。

www.instagram.com

 皆さんも是非、レッツ種子島!