放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

何もしない、をした話

秋の空は女心

 バイクが復活して早2週間。会社の人に誘われた初めてのツーリング、に行かなかった話を書く。要約すると、気分の赴くままにバイクに乗ったよって話。

前回の続き

 溜まりに溜まった欲求を出し尽くした翌週、カブに乗っていて知り合った人達とツーリングに行った。

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 実はおバイクの入院中、周りのバイク乗りは皆排気量大きめなので中々ツーリングに行けなかったのだ。90㏄のバイクの40~50キロは頑張って出す速度であり、すぐに速度が出るバイクについて行くのは中々骨が折れるからである(原付だと高速も走れない)。

 というワケで満を持してのツーリングだったのだが、集合時間には既に小雨が。結局その日は近場を走るに留まった。そんなこんなで不完全燃焼な折に誘われたのが、社内のツーリングだった。

 
 
 
 
 
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中止

 で結論から言うとそれも中止に。前日金曜の時点で降水確率の予報値が高かったのでおじゃんになった次第。

 しかし転んでもただは起きないのがポリシー。折角の週末、どこにも行かないのはもったいない気がして、天気予報を確認。土曜の昼までは雨降らないと出ていたので金晩退社後、箱根方面に向かっていた。が運悪く沼津あたりから路面が濡れだし箱根を登る頃には雨に会ったので引き返すことに。雨ばっかでツイてないなとか思いながらも少し戻ると雨が止んで。折角なのでずっと気になっていた清水港に立ち寄った。

夜景

 日が暮れてからの国道1号バイパスを走りながら、いつも清水港の夜景を横目に見ていた。煌々と照らされる港やコンテナ、クレーンなどが美しく、またどこか妖しく見えて、立ち寄ろうかと思うものの毎度流れに乗ったまま富士まで走ってしまうので止まったことがなくて。それで今回初めて立ち寄った次第だった。

 誰もいない港で船のエンジン音だけが聞こえる中、間近で船を見る。暗い中にポツンとそこだけが明るくて不思議な感じだった。持っていたチョコレートに釣られたのか、ネズミがすぐ傍に来るのに気づくまで、ボケーっとしてた。港のオレンジ色の街灯の下ではおバイクが3割増しでカッコよく見えたので思わずパシャリ。

 
 
 
 
 
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モーニングからの

 土朝は浜松でモーニング。ジモティに教えてもらったサンドイッチ屋で朝食。ビシソワーズ的な冷たいスープと熱々ほくほくのキッシュ、サービスで頂いた珈琲。量はちょっと少なかったが落ち着いた時間。素朴な味が美味しかった。

 そこからは愛知中部まで山間をバイクでひと走り。ほとんど車とすれ違うことなく、気持ちいいワインディングを楽しむことが出来た。途中で狂い咲きの桜を見つけてほっこり。

 
 
 
 
 
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 帰り道には温泉に行き、露天風呂でまたボケーっとした。帰るまで雨が降らず、ラッキーだった。

最後に

 行き当たりばったりでしか行動しなかったが、結果的にリラックスすることが出来た。大してどこどこに行って何々を見た、とかフラっと散策していたら面白いもんを見つけた、とかそういうワケではなかったが、満ち足りていた。目的のない旅もいいってのは先日書いたが。

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 ささやかな幸せってやつ?

お題「ささやかな幸せ」