放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

本質とは何か、を考えた話

持論口論

 前回の更新から空いたが、皆さんお元気だろうか。

 今日はちょっと持論を展開したい。仰々しいタイトルだが、バイクの話だ。

まさに聖地

 先日、カブの生みの親、本田宗一郎の出身とされる浜松は天竜区でカブの集まりがあった。所謂カブヌシ総会(カブヌシとはカブオーナーの意)とかカブミーティングと呼ばれるオーナーの集いで、3年前に東京は青山の本田本社で行われた催しと同じようなものである。

 
 
 
 
 
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 カブにとっては聖地も聖地。が、参加している車体の走行距離が著しく少なかった。それどころか、オーナーがそれを誇っていたりするのだ。これ如何に。

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カブの本質

 カブとは何か。様々あるが一言で表すなら「壊れないバイク」である。勿論タイヤやブレーキ、チェーンやオイルといった消耗品は変えなければならない。シャーペンの芯を補充しないで壊れたというのは論外なの同様、定期的なオイル交換や油量点検をせずに壊れたとかいうのは無し(エンジンはオイルが少なくなりすぎると壊れる)。

 壊れない、とは機械としては奇跡に近いことであり、純粋に走ることを楽しむには何よりの条件ではなかろうか。マジで。納車して1万キロも走らずに壊れたグース...。

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1億分の1の希少価値

 会場にはカブの祖も祖、初代カブと言われるF型(この頃は完成車ではなく、自転車に補助動力として取り付けるキットだった)もあった。このような歴史的に希少で価値の高い製品なら判らんでもない。また、売り物として買い手を探して持ってきたとかなら話は違う。

 がしかし、そういう一部を除いて、1億台生産されたバイクで、且つ壊れないことが売りのバイクを乗らずにおくとは…。私にはとても共感できない。1億台売れているということは石を投げればカブに当たる、というぐらいには流通しているということであり、先述のような余程の代物でもない限り希少価値はない。嗜好品としての側面が大きいバイクだが、ことカブについては最早一種の道具だと私は考えている。道具なら、使ってナンボじゃないか。

かましてよかですか

 壊れないんだったら乗るだけじゃん。台湾の「不老騎士」(台湾のヨボヨボの爺ちゃんたちが、バイクで台湾一周をする話。実話。台湾の銀行のCMにも使われてたから、Youtube貼っときます)みたく、もう少し”本質”を生かして楽しんでみてはと思う。まあ楽しみ方は人それぞれなんだけど。

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井の中の蛙

 とはいえ、刺激もあった。角目以前のカブ(1982年以前に生産のカブ。今から約40年前!!)を16万キロ乗っているというオジサマや2010年前後のモデルで9万キロを叩き出している猛者もいた。上記のカブの歴史については下のサイトが詳しい。

m-keta.com

 小生は90年後半式で7万キロ半ば。上には上がいることを思い知らされたが、やっぱり同志が居ると確信した瞬間でもあった。

最後に

 案外と「本質は何か」を考えるのは大事というか面白くて。先日も社会人サークルのフットサルに行った折も、少々意識してみた。トーキックしか出来ない自分が、チームの中で出来ること。それは徒にゴールに向かってボールを蹴ることではなく、とりあえずパスを回すことだった。結果は歴然としており、いつもより得点に繋がる玉運びを実感できたことは言うまでもない。

 因みに今日のお題は靴下だが、基本履かない主義なので、オキニなど無い。理由は単純。雨の日に気持ち悪くなるからである。雨の日に濡れたくないのは、濡れると気持ち悪くなるから。では最初から濡れていい格好であれば雨を気にすることもなくなるのではと思い、いつもサンダルだが...。ちょっと詭弁かな(笑)。

今週のお題「お気に入りの靴下」