佐多岬一人ぼっち
今は日の出前。朝の佐多岬で一人ブログを書いている。ここのところ執心している２台目のバイクで来ている。
先週からガクッと気温が落ち込んだものの思った程寒くなく、九州南部の冬と言った感じだ。九州北部や関東だと冬は「寒い」ではなく「痛い」という感覚になるが、こっちは大丈夫そうだ。
念願
最近遠出をしていなかった。遠出と言っても1~2県を跨ぐ程度の移動だが、最近は全く。コロナ禍なので仕方がないが、いつも同じ場所しか行かず、そのルートから外れることに億劫になっていたのだ。
「やりたいやりたい」と口だけは達者なトーシロと決別したかった自分が、気づけばそうなっていた。
きっかけ
きっかけ2つある。どちらも人との出会いだ。
まずは先日ブログで取り上げた東海からの旅人。同じ学生ながらタフネスさやバイタリティー、そして移動という自由を思い出させてくれた。
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次に先日道の駅でお会いした、長距離ライダーだ。400ccのバイクをお持ちで高速道路を走れるにも関わらず下道を好み、直近では青森まで行かれたという御仁。なんでも年間3万キロも走られるそうで、久しぶりに会った猛者だった。
平和ボケ
以前カブで走っているときに「旅でもされてるんですか？」と聞かれたのだが、答えることが出来なかった。東京福岡。イギリス。旅をしてきて、そして戻ってきた。
ふと思う。最近自分の人生を必死に生きていない。必死な瞬間が少ない。当たり前のように提供される安全の中でどこか平和ボケしている自分がいる気がしていた。
過去の栄光
そんなこんなで、東京から宮崎までバイクで帰ったという過去の栄光に浸っているだけで新しいことを出来ていない自分に気付き、走った次第だ。
自信が持てる過去を残すことも大切だが、新しいこともしないと。
最後に
長くなったがそろそろ日が昇りそうなので〆にする。
いつ壊れるか分からないバイクだが製造後30年という年齢を感じさせない走りをしてくれた。今日もきっといい日だ。
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