放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

好敵手とツーリングに行った話

仕事終わりに

 今回も週末旅の話。一人ではなく、ちょくちょくブログに登場したことのある、例の原二ヤングとである。

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 金晩、仕事終わりに原付2台でえっちらおっちら150キロ。着いたのは山梨、甲府だった。

その前に

 実は先日来客があって(今回の原二ヤングとは無関係)。昔々、ブログにも書いた旅人君が尋ねてきたのだ。初めて彼に会った時私はまだ宮崎でバイトをする学生で、彼はというと125㏄の原付で東海から鹿児島まで旅をしていた。そんな彼から突然「明後日泊めてください」と連絡があり、迎えた次第だった。

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 今度は北海道を目指すという彼。学生生活最後の旅に北海道を選んだとのこと。私も同じく過ごしてきた大学生生活だが、やっぱコイツはスゲーと思う人の一人。だって行動原理が「暇だから」たったそれだけ。暇だ、なんもすることないと言ってウダウダ家に引きこもる人はごまんと居れど、暇だから旅をするってのは彼以外見たことない。宮崎で会った際、話したのはたった20分程度。そんな彼と1年ぶりに夜まで飲んで話せたことはなんだか感慨深かった。

 そんなこんなで「どこか行きたい病」が発症していたところに、山梨行きのお誘いが。断る理由は、無かった。

トレッキング

 夜は休み、朝早めに出て向かった先は西沢渓谷。駐車場には早くもガチっぽい装備をした、恐らく山に登るだろう方々が。を横目に我々は普段着でスタコラとトレッキングを開始。ま、私は例の通りKEENのサンダル。富士山のお墨付きだし、大抵の場所は行けるだろうってことで。

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 ずんずん山の中に入っていくが始終谷間を流れる川が見えていて。途中降りて見てみるとそれはそれは綺麗なもんで。完全に透き通った川の水なんて何時ぶりに見ただろうかと感心した。

 
 
 
 
 
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トレッキングコースは三重の滝ってとこで通行止めになっていたからそこで折り返した。川も綺麗だったがその三重の滝ってのも圧巻で。丁度上流(そこもまあまあ上流だろうが)で大雨でもあったのか増水していて、音もしぶきも凄かった。増水していても水が透き通って見えたから、穏やかなときならもっと綺麗に見えそう。

 
 
 
 
 
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温泉

 でトレッキングを終えて山の上の温泉へ。この辺のプランニングが原二ヤングの凄い所。行きたいところをPickして、時系列や状況に合わせて配置するのが兎に角上手い。この温泉とトレッキングも、敢えてトレッキングを先に済ませて開店時間までを過ごし、ちょっと汗を流しに行くって計画である。

 この温泉、バイク乗りにめっちゃ嬉しいことに「受付にヘルメットを預けると無料でタオルを貸してくれる」という謎のキャンペーン中で(その辺のリサーチも凄い)。トレッキングでの汗を流してさっぱりしてからの、眼下に広がる甲府の街を見ながら入る風呂は贅沢な感じがして気持ちよかった。明るいうちから入る露天風呂ってなんか背徳感。晴れた日は富士山が見えるそうだがこの日は富士山は雲の中。改めて御来光が見れたことって運が良かったんだなとしみじみ。

最後に

 その後も信玄餅の工場に行って信玄餅を食ったり、桃のパフェを食ったり、ほうとうなる鍋に入った麺入り豚汁みたいな甲府の名物を食ったりと、食多めで山梨を楽しんだ。

 実は自身の山梨の印象は悪くて。というのもバイクで埼玉から静岡まで南下した際、暗い夜道をひたすらに走った思い出があったからだ。無くなっていくガソリン、いつまでも現れないガソリンスタンド。ってか信号すらない。国道沿いでも下手したら30分くらい見ない。ここは高千穂―南阿蘇か?(九州にある田舎道。山道だけど街灯はちらほらある)とか肝を冷やした経験があり、ネガティブだったワケだった。

 しかし今回これが全く覆ったわけで。山梨、のどかでよき。皆さんも是非。

お題「わたしの癒やし」