放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

異郷の地をバイクで駆け抜けた話

栄光の100マイル

 最後の週末のシフトを終え、あっという間に在住期間が終わろうとしていた。だがしかし、まだやっていないことがあった。そう、バイクに乗ることである。つい先日の免許取得の際公道運転はしたものの、当然物足りるわけはなく。

 

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 幸いにも教習を受けた店がバイクハイヤーなるレンタルサービスをやっていたので利用した次第だ。24時間で£49也。£250のデポジットを納めなければならないが、ジャケットやヘルメット等を無料で貸してくれる至れり尽くせりのサービス。かくしてイングランドの曇り空の下、125㏄にまたがりソロツーが始まったのであった。

ただの石

 スタバ時代の友人が移り住んだニューキャッスルやウェールズ、イングランド北部のローマ時代の国境線跡等いろいろ候補地を考えた結果、南はドーバ海峡フランスを望む美しい海岸:セブンシスターズを目指すことにした。

 でその通過点にあったのがかの有名なストーンヘンジである。観光地とは思えないほどアクセスが悪く近くに電車やバス停がなく、ド田舎というか平原のど真ん中に立っていた。折角だからということで立ち寄った。入場ゲートで料金を払い、敷地内の無料シャトルバスで目的地に向かうという具合だ。お値段£20也。写真は付近の道路から。左上に見えるのがストーンヘンジ。

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Stone henge #stonehenge #england #125cc #cg125 #honda

 しかし見た後の正直な感想を言うと、今まで訪れた中で一番ショボい観光地だと感じた。石が突っ立っているだけだし、建てられた理由も日時計だったり村の跡地だったりとはっきりしないからロマンが感じられなかった。記念写真を撮ったということ以外大して感動がなかった。住んでいてもあまりお勧めしないから、よっぽどの石フェチや史跡マニアでもない限りお勧めしません。家主も60年の人生で2回しか行ったことがないといっていたがまさにその通りで、あまり来た甲斐ありという感じではなかった。しかしタダでは転ばないのがポリシー。お世話になった人へお土産を買った。

ワインディングロード

 都市部-特にブリストル・バースを抜けると長いバイパスが現れる。しかも法定速度60マイル(およそ100km/h)だから125㏄には丁度いいフルスロットルで流せて気持ちが良かった。首都高よりちょっといいぐらいの路面状態が永遠と続いた。

 途中で跳ね石か何かの影響でマフラーが破けたので速度がやや低下。しかも爆音だったのでうるさかった。追い越し車線を走るには排気量としては少し物足りなく感じ、600㏄とか300㏄が主流になることも頷けた。

海を横目に東へ

 ポーツマスまで南下すると、ようやく海が見えて。曇り空ではあったが一握の達成感はあった。

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 さらにA27なる道路(MがMotorway:高速道路。無料で乗れるが125㏄以下のバイクは走行不可)を東に進んでいると懐かしのチチェスターが。昨年グッドウッドフェスティバルで行ったきりだった。思い出に浸りながらサーキットに向かっている途中事件が起きた。

 

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 突然エンジンが大きな音とともに止まり、完全にかからなくなってしまったのである。圧縮はしているようだが火花が散っていないのか、バルブに問題があったのか。兎に角うんともすんとも言わなくなったのでハイヤー会社に連絡。5時間待ったものの無事救助されて家に帰り着いたのが夜の12時。レスキューの兄ちゃんに「遠くに来すぎだよ」と愚痴を言われながら回収される。念願のビーチ、そしてドーバは見ることが出来なかったが行程自体が楽しかったし何より無事故で帰れたのでよし。因みにバイクハイヤーのルールが改訂され、自走で帰れなければ罰金のペナルティが付いたことは言うまでもない。

最後に

 ふと昔アナザースカイという番組で北村一輝さんがオーストラリアの道を走っていた話を思い出した。記憶があいまいだが、なんでも走破できなかったか何かのトラブルでリベンジをするとかいう内容だった。A27。これが私のアナザースカイ、なんてね。