放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

盆前に生前供養をしまくった話・下

この話は

 前回の続き。以前好きな脚本家が言っていたのだが、創作活動はタイミングが大事で、同じ題材を書くにしてもその時々で感性が変わってくるのだという。今まさにその状態であり、前回の時点でのネタに対しこれはそもそも書くべきなのか?とか血迷い始めている。取り敢えず供養編を書きあげるべく、更新。(140文字)

いつの間にか、秋

 前回書いたアンナミラーズが閉店した。もう9月、秋である。徐々に暑く/涼しくなるのではなく、季節の移り変わりが急な昨今。夏の出来事は暑い間に書いてしまいたい私なのであった。

www.1jpsho.com

 と言うのも昨冬、ブラックアイスバーンの箱根をバイクで走って甘酒屋の大将に心配されたという話があったのだが、更新しない間にすぐに春が来てしまい結局お蔵入りに。というわけで前回に続いて供養系ブロガーの与太話。

生前供養その2

 真夏の三浦半島、宮崎を彷彿とさせる海に面した片側一車線。照り付ける太陽に焦がされながら走っていると、道沿いにそれはあった。一見サーフショップか?と思うようなファンシーな看板も、店の表に所狭しと並んだ他のお客さんのバイクでここだと分かる。ライダースカフェである。

 
 
 
 
 
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 ライダースカフェはごまんとあれど、他とはちと違う。なんとここの店主さんは世界的な元バイクレーサーなのだ。私が九州に帰省した際に乗るガンマ125は限定カラーの黒色なのだが、実はこの店主さんがレースで駆ったバイクの色と同じカラーリングで。自分のバイクにとても縁がある方なのでずっとお会いしたかったがお店が不定休ということもありなかなか行けず、今回ようやく念願が叶ったというわけだった。

www.bikejin.jp

 ご本人を前にするとやっぱりテンションがアガってしまい生きる伝説の昔話を聞かせてもらった。しかも店主さんご本人が以前記事にしたSSTRに参加されていて、同じ日に千里浜に立っていたことが判明したときにはもうびっくりだった。お会いできただけでもありがたいのに、鳥男にサインを書いて頂くことが出来た。その際ちらっとタイヤを見られ、サーキットで走れよと叱られてしまったのはご愛嬌。

www.1jpsho.com

盆も供養

 因みに盆は九州へ。墓参りも早々に宮崎でガンマに乗った。大事なのは生前供養である。5月以来乗ってないというのにとても調子がよく、気持ちよく走ることが出来て最高。たまにしか会わないけど、いざ会うと燃えるように情熱的なおともだちバイク。

 普段乗ってるグースと比べ、パワーこそないが兎に角車体が軽いので操縦が楽。むしろコーナーではどこまでも車体を倒し込んでいけるので、程度が判らず怖いくらいだ。

眼鏡も忘れる気持ちよさ

 取り敢えず宮崎から南下し、鹿児島は佐多岬へ。盆休みだからなのか岬には観光客がいっぱいで駐車場は満車だった。殺人的な暑さの中、コンビニでお金をおろすのを忘れた私は、所持金120円で自販機とにらめっこ。唯一120円のカルピスソーダ・メロンクリームソーダに命を救われ事なきを得たが、売店は現金のみ、最寄りのコンビニは約50㎞先なので次回から気を付けたい。

 
 
 
 
 
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 写真は岬のモニュメントのすぐ下の海での一枚。水が透き通っており、あまりにも綺麗で我慢できず、帰りはずぶ濡れでバイクに乗ることを覚悟しそのまま飛び込んだ。どのぐらい綺麗かと言うと、落とした眼鏡を探すことが出来るくらい綺麗(感無量で飛び込んだはいいが、眼鏡を付けたままだったことを忘れていたのだった...)。

最後に

 更新が遅いと追いつくためにどうしても端折りがちになってしまう上に、書きたかったことが端折った時のテーマに合わず語れず終いで終わってしまう。しかし日常は仕事に遊びに忙しいわけで。一体どうしたものだろうか。

 取り敢えずライダースカフェで頂いたサインは汗で消えてしまったのでまた行かねば。