あれから一か月
今日はN爺を含む数人の教会のメンバーとヨットセイリングに出かけた。実は一か月前に行く予定だったのだがN爺が胆石になったので延期になったのだ。
あれから一か月。今日のために今までG活を頑張ったので、無事参加できた。割り勘で一人£100程度だったそうだが、僕はG活ぶんを充てるということで一銭も出していない。
ジジイたちの朝は早い
Thank you for good meal #supper #seabass
昨晩23時近くまで教会メンバーみんなで晩御飯を食べていた(というのも15年ぶりにブリストルに帰ってきた信者さんの歓迎会だったのだ。ちなみに写真は注文したシーバスリゾット。脂がのった鱸に舌鼓)。
にも拘らず朝6時に集合。目指すはプリマス、イングランド南部の港町である。高速道路を走ること2時間。その間車内でブリーフィングを受ける。平均年齢50歳以上の中で一人だけ若者、そして今回がセイリング初体験ということで緊張していた。
40ノットの大風の中で
結論から言うと想像以上楽しかった。風速40ノットという所謂大風の中での航海で、船の端が海面に付くくらい船体が傾くこともあり冷や冷やする場面が多々あったものの、嫌いではない趣味だと思った。
張った帆が風を受けながら前進していくのはなんだか不思議だったし、決まった道がないから何のしがらみも感じなくて気持ちが良かった。途中操舵をさせてもらったが、遠くを見て運転するので普段の自転車や車と違い心に余裕があった。
Time and tide wait for no man. #primus #england #sailing
途中軍艦が前を横切ったり、ブリストルのサスペンションブリッジと同じブルネイが設計した橋を見上げるなど陸の上ではできない体験をした。一瞬雨に降られたが大して濡れなかったし、何より心配していた船酔いと船外に放り投げられることがなかったので良かった。
最後に
陸に上がって5時間以上たつが未だに波に揺られている感覚がある。N爺宅に帰ると夫妻が晩御飯を僕の分まで用意してくれていて。教会の人と仲良くなれたよって報告すると喜んでいた。
こうして僕のセイリングバージンはプリマスに散ったのであった。