放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

ebayを使った話

ヤフオクよりも簡単

 題の通りebayを使った。というか正確には使ったのは月頭だ。amazonは以前使ったことがあったが、ebayは初めて。ゲストユーザーとして購入したが、最後の画面に「10秒でアカウント作成。パスワード登録するだけ」とあったのでもちろん登録した。

不在時宅配ボックス

 仕事が終わり家に帰るとポストに不在届が入っていた。備考を読むと隣のお宅の番地が。家主に聞くと「行って来い」ってことで行くと、なんと隣のお宅が預かっていてくれた。

 日本にもお隣さんなる相互扶助文化があるが、今はそれは薄れつつある。今日日お隣がどんな人かも知らないまま暮らしていることも多い。現に僕自身第一印象は「え、隣の人が預かってるなんてマジか」だったから、それが今の日本人の普通の感覚だろう。

自転車盗まれてイギリスに疑心暗鬼になっていたが、隣のお宅は慣れた様子だったし、何事もいいところもあれば悪いところもあるなってことで。

時代の生き証物

 で買ったのは何かというとこれ。

https://www.instagram.com/p/B21o6khpkrJ/

Back in USSR #ussr #raketawatch #raketa #watch #raketa24

 恐らく70年代(というのもモデルが多すぎて絞り込めない)のソ連製の時計だ。勿論中古であるが非常に状態がいいのでラッキーだった。以前からロシアの時計はデザインがゴツくてかっこよかったり、可愛かったりで一本は欲しいと思っていて。それで調べていたらebayにたどり着いたわけで。

 また、ミソなのが24時間表示なところ。一周回れば一日が終わるので今よりもっと時間を貴重に感じられるはずだ。昨年上京した折に自動巻きの機械式時計は一本誂えた。今回は人生初の手巻きである。というわけでebayバージンはブリストルに、手巻き時計はソ連に散ったのであった。

 海外に住んでいる今、日本が世界でも有数の歴史の長い国だと再確認する瞬間が多々ある。その反面ソ連はアメリカと肩を並べる超大国だったにも拘らず崩壊した。この時計の前の持ち主はどんな風に一日を、時を刻んでいったのだろうか。

      浪漫である。