放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

渡英して半年が経った話

Time’s fly

 光陰矢の如しとはよく言ったもので、渡英して半年が経った。

 

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 日本を発つ前日不安に駆られていたことが嘘のように、しっかりとこの国に適応できている。一か月の語学学校在学中に仕事を見つけられたし住む家も見つかった。更にはブリストルに来た当日に会った人と未だに関係が続いているし家主はいい人だし(昨日家主旦那が定年退職。新しい人生の始まりだとか言って昨日今日と飲み歩いている。好物のラム酒をプレゼントすると喜んでいた)、本当に運がいい。総合的な意見として、住みやすい国・街だと思う。住めば都ともいうが。

 因みに今日NHSから臓器提供カードが届いて(というのも免許の申し込みの際に聞かれたから。因みに免許証は教習前に届かず£140を失う。)イラっとしたのは内緒である。このご時世に郵便配達が徒歩(エリアまでトラックでやってきて、配達員が徒歩で配る。しかも一日一回だけ)なんて意味不明である。日本のようにバイクで配達すればいいのにと思うが、実は昔バイクで配達していたという歴史があるので何か理由があるのだろう。

東方三博士になった金曜日

 一昨日教会のボランティアをしたが昨日もそうで、現場に着くと既に始まっていた。教会の中に建てられた四つのテントがそれぞれ「マリー(マリア)の家」「羊飼いの家」「東方三博士(東方三賢者)の家」「大工の家」というキリストの誕生に関する登場人物の家という設定で、地域の学校の子供たちが授業の一環でやってきてそれぞれのテントの中でスタッフの説明を聞くというイベントだった。自分は6~7歳の時分にお寺や神社で宗教に関する話を聞くという経験がなく、宗教の話を学校ですることはタブーみたいな風潮がある日本からすると考えられないイベントだったので興味深かった。

 で着いて早々、今日の仕事はお茶出しぐらいかとか暢気に構えていると、三博士の役をやれと言われ大役を任される羽目になった。三博士とはキリストが生まれる際にプレゼントを渡したとされる(聖書には3つのプレゼントを渡した人間がいたという記述しかなく、正確には人数は不明だとか。諸説あり)人物で、今回のイベントではまあまあなキーパーソンだったわけで。仮装してスタンバイしたものの、ピュアな子供たちに「なぜあなたはパーティーハットを被っているの?」と聞かれ超おどおどしてしまった(因みにその場は別のスタッフが助け舟を出してくれて事なきを得た)。

 まあ丁度日本出身という“彼らにとっての”東の方なので、あなたにぴったりの役じゃないかと喜んでくれた。イベントのほうも盛況で子供たちも楽しんでくれたようで良かった。

フランス土産

 今日は仕事が休みだったので、午後から会社の同僚と昼ご飯を食いに行った。丁度彼はフランスへの帰省が終わって帰ってきたばかりで(二週間の有給)、お土産をくれた。

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Souvenir of France #toulouse #souvenirs #france #citroen

 フランスの名門シトロエンのポストカードと栓抜きだった。チャランポランな彼にあまり期待していなかったので、思いの外嬉しかった。ご飯を食べながら職場の近況を報告。ボスの話をしていたらたまたまオフのボスと会うという偶然。あんな彼も二児のパパだと思うとなんだか複雑である。

いつもの土曜日

 「Strictly Come Dancing」をN爺宅で観ることが最早習慣化しており、今日も晩御飯に呼ばれたので行った。推しのマッチョマンもさることながら、先週脱落候補に入ったペアが今週は信じられないぐらいいいパフォーマンスで滅多に満点を出さない審査員に満点を貰っていたので驚いた。

最後に

 劇的ではないけれど、こうして笑って話せて毎週のように晩御飯に招待してくれる友人がいる。ふと、幸せだなと感じた。