放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

英国でスタバ店員になった話

ロンドンから早1週間

 今週も既に水曜日だ。先週のからの大きな変化は、仕事を得たことだ。いつもながら更新が遅れがちだが、まあつらつらと。

G活、始めました

 一つ目はN爺宅のガーデニング。爺が胆石でダウンしているため、庭仕事の手伝いをしてくれと頼まれて。以前から彼らの知人に紹介してくれる時は「日本から来た新しい友人」と呼んでくれるし、更にはホームステイをしているわけでもないのに「お前は最早家族の一員」だとすら言ってくれる。この関係性がお金によって崩れることを危惧したのでオファーを断ろうかとも思ったが、見方を変えれば面白い経験になるかもしれないと思い引き受けた。

 爺の求めることをしてお小遣いをもらう。

    Gの爆誕である。

 当初ジジ活と名付けようとして念のためと調べたら、既にあった。OO活ブーム恐るべし。というわけでババ活・庭活・孫活・芝活とのバッティングを避けるためG活と命名。

 G(爺)のGardening(ガーデニング)を手伝ってお小遣いもらう活動の略だ。

 パパ活ママ活が日本では流行っているが、G活はさすがに聞いたことがない。こうして僕のG活バージンはブリストルに散ったのであった。

バリスタになった

 二つ目が本題。スターバックスに内定しました。Part time です。

https://www.instagram.com/p/B1Jt6CmjWBg/

Britannico #starbuckspartners #bristol #americano #britannico #england

 応募したのが6月14日。グッジョブ渡英2週間目の僕。英語もペーペー、内容もスカスカのPVでよく受かったなと感心。先週の金曜に突然メールが来て、「働きたいなら連絡ちょ」とのこと。早速電話をかけて、「来週の月曜日に面接するから」って話す店長を何とか説得しその日のうちに面接。

 ”Do I get the job?”と聞いて、“Yes.100%,absolutely.”と言われた時には店長の前ながらガッツポーズしてしまった。

 毎度好例の先に先に種を蒔いておくこと、そしてイギリス就職の謎ルール一秒でも早く面接のアポを取ること。なんで受かったのか不思議なので今度店長に聞くことにする。

イギリスだからこそ、コーヒーハウス

 今回の遊学の目標の一つでもあった、カフェで働くこと。語学学校卒業までにという当初のリミットからは一か月半も遅れてしまったが、まあ何とかなることができた。目指した理由は、何度か話に挙げているMrスターバックス(気が付けば私もMrスターバックスだが)との出会いによるものが大きい。

 

www.1jpsho.com

 

 コーヒーショップは単にコーヒーを売る場なのではなく、社交の場なのだと身をもって実感し、興味を持った。「一杯のコーヒーから」ってやつだ。

『倍賞千恵子歌:一杯のコーヒーから』

https://www.youtube.com/watch?v=-2G6Y6NGlKg

 イギリスは紅茶というステレオタイプがあるが、紅茶文化が根付いたのは18世紀からで、実はそれ以前:17世紀のイギリスは社交場としてのコーヒーハウスそしてコーヒーブームに沸いていたのである。だからこそコーヒーにゆかりのある英国で、この職につけたことは大変にワクワクすることなのである。

前回の更新からやったこと

 前置きが長くなったがLightmanの一週間。

 爺が退院したので家に遊びに行く。庭で育てている豆のツタを支える支柱を地面にブッさしてくれと言われたのでやる。ハンマーでコンコン30分程度の作業で£10ゲット(最低賃金が£7.70/hなのでかなりいい)。

 

 自転車のタイヤがパンクしたので交換しに自転車屋へ。そのあとスタバの面接。夜は仕事。

 

 仕事。同僚の既婚男性と話す。生まれも育ちもブリストル、ネイティブイングリッシュスピーカーの彼でもフルタイムの仕事を探すのは大変なんだと。そんな中で僅か2か月で3つの職場に内定できたのは運がいいことなんだなと実感。

 

 教会へミサに行く。爺夫婦が来ておらず、爺の再入院を知る。ミサの地域コミュニティ的側面を再確認する。午後、お見舞いに行く。お見舞い中雨が降ったが、帰るころに止む。

https://www.instagram.com/p/B1Cdmg_DwGi/

stop raining #bristol #stmaryredcliffe

 街の教会でパシャリ。実はこの週末はバルーンフェスティバルの期間だったのだが、あいにくの天気で見ることができなかった。毎年そうらしい。博多どんたくみたい。

 

 スタバ研修。前職の皿洗いしていたレストランにユニフォームを返しに行く。スタバのバリスタになったというと皆驚いていた。元上司から「お前は仕事(皿洗うの)が早かった。学ぶ姿勢があったし自分なりの工夫をしていてよかった」と評価してもらう。

 僕の後任の人も辞めることが決まっているらしく、いつでも戻ってきていいよと言われる。嬉しいけど戻りません。やっぱりあの広さの洗い場・洗い物の量プラスαデザート作りをワンオペは誰だって辛いですよ。帰り道、雨に降られてずぶぬれになる。

 

 午前中研修後、N爺宅へ。芝刈りをする。3時間ぐらいの作業。£20、最低でも£15とか思っていたら£10だった。が、おいしい晩御飯をご馳走になった。外食すれば普通に£6~8にはなるので結果オーライ。

https://www.instagram.com/p/B1HiIcNjrkH/

Thank you for good meal. #supper #food

 一回のG活で£10と思ったほうが気が楽なのでマインドシフト。パパ活が一回幾らぐらいってお互いの最低ラインを作っているのは、案外人間心理にかなっているのかもしれない。

 水

 初出勤。Am5:00出勤でam10:00に終業。大型スーパーが丁度開店し始め、まだまだ出勤の人波が行きかう中、家に帰るというのはなんだか人生得しているみたいでかなり気分が良かった。

最後に

 これからまた掛け持ち生活が始まるので、体力勝負になる。健康でいたい。