恥ずかしながら帰ってまいりました
最後に記事を書いて271日ぶりの更新。そう、辞めていなかったのである。率直に平日は仕事&休日は遊びで毎日が忙しく、アウトプットの優先順位が落ちていた(しかし閲覧者数は未だ衰えず。更新しないのに読んで下さる皆様、ありがとうございます)。
が、書きたいなと思いつつ書けていないのは癪なので、重いというか最早固着しかけた腰を上げて書く。遡ること一か月前、内容はタイトル通りお遍路だ。
北海道か四国か
もともと5月連休はノープランで、漠然と昨夏の北海道編のリベンジに再度バイクで宗谷岬まで行きたいと考えていた。しかし下手をすればまだ路面凍結の可能性があると知ったのが連休1週間前。そこで思い立ったのが四国一周≒八十八カ所巡りだった。
当初は各県1日で巡礼、4日もあれば終わるだろうと考え、超高速(&超低予算)八十八か所巡りをテーマに、宿も2日目までしか予約していなかった。今思い返すと大甘である。
(計画時からお世話になったサイト。お遍路中も大変お世話になった。)
弘法連れを選べず
移動手段はいつも通りバイク。お遍路さんと言われて想像する「丸い編み笠・背中に文字が書いてある白い羽織・杖」は四国で入手できることが判ったものの、かさばるので導入しないことにした。
ちなみに羽織は白衣と呼ぶらしく、公式グッズなどはないものの大抵「南無大師遍照金剛 同行二人」と書いてある。特に同行二人は「八十八カ所巡りを弘法大師と共に巡る」という意味だそうだ。
はじめの一歩
前日に泊まった淡路島の友人宅を出て、徳島に入ったのが昼前。まさに晴れの門出、すこぶる快晴の中記念すべき第1札所へ。この旅の安全を祈願した。
四国八十八カ所の寺では、一カ所ずつ納経と呼ばれる神社の御朱印のような書き物を頂くことが出来る(値段500円也)。納経帳と呼ばれる冊子や巻いて持ち運ぶ掛け軸など、書いて貰えるものは様々だったが、自分は持ち運び・時短の観点から書き置きの紙を貰うことにした。ここでもやはり超高速がキーワード。
ちなみに私は普段から御朱印はペラ紙≒書き置き派で、どこの寺社仏閣も書き置きを常備しているため手前の御朱印帳に書いて貰うのに比べ圧倒的に早いのでお勧め。
ただのスタンプラリーにあらず
そんなこんなでとんとん拍子に進み巡礼が進み、確か第5札所だったと思う。ふと境内にお堂が2つあることに気づく。よく見ると建物の脇のキャラクターの絵の看板があり「本堂」と書いてある。で振り返ったお堂には「大師堂」の文字が。(因みにキャラクターには色々なバージョンがあった。このブログが詳しい)
なんと参拝すべきは1カ所だけでなく、各寺2か所ずつだったのである(当然他にも拝むものはあるが、MUSTは2か所)。
ここからそれまでの生半可な巡礼を省み、本尊のご真言(各ご本尊への専用の挨拶のようなもので、大抵本堂の入ったところに書いてある)と般若心経の読経をすることにした。
Day1終了
札所の閉店ガラガラ、17時ぎりぎりに滑り込みで何とか19番札所まで到達。その日は徳島に住む大学時代の友人宅にお邪魔した。
日中は参拝と移動に文字通り明け暮れ、且つ参拝≒納経を書いて貰えるのが8時~17時までとなっていることもあり、日中はほぼ何も食わず。夜は徳島うどんだけでは足りず徳島ラーメンまで平らげ、地元の銭湯でゆっくり。初日で1/4を巡ると言ういいスタートを切ることが出来たので、翌日も40番前後まで行けるのではと高を括っていた。今思い返すと矢張り大甘である。
今週のお題「最近、初めて〇〇しました」