放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

英国生活に慣れて調子に乗ってきたことを恥じた話

怠慢と妥協にまみれた生活

 今、8月8日木曜である。今週はいろいろあった。早くブログに書きたい。でも出来ない。そう、先週のことすらまだ書いていないからだ。

 というわけで「書きたいときに書きたいことが書けない」状態から脱却するために、今日全部やってしまうことにした。乱筆御免。

先週の話

 人気コーナー、Lightmanの一週間。

 朝から近所のおっさん(多分これから付き合いがもっと増えるのでN爺と呼ぶことにする)に街を案内してもらう。ブルネイっていう技術者が作ったSSブリテン号を、博物館の外から見る。敷地結構広いし学割で£14なので時間ある日に朝から晩まで見たい。ってことでその日はパス。

 築200年越えの家に住んでる爺の友人の家に招いてもらう。地下室から川まで続いているトンネルがあった(家主が奴隷貿易の時に隠れて使っていたかもと言っていた)。

 途中跳ね橋の稼働による道路封鎖を見る。

 
 
 
 
 
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 運河と川そして船でにぎわうこの町ならではの風景。

 雨が降る一日だった。住んでる家の家主夫婦が親切で、街で見た求人の写メを見せてもらう。でそこに行ったけど未だ音沙汰なし。その時出かけた以外ずっと家にいた。引きこもり、始まる。

 前日のリバウンドで、自転車でひたすら南進。サマセットという今住んでる地域を反時計回りに回る。

 麦畑がきれいだった。

 
 
 
 
 
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 計50㎞ぐらいの旅。

 家主夫婦と行きたいねって話していた本屋主催のジャパニーズウイスキーのテイスティングが要予約だったことに当日気が付き、断念。『Be More Japan』ていう日本の生活を綴った洋書の販促イベントだったみたいで交渉できないか行ってみた。日本がどういう印象でどう語られるかに興味があったからだ。が、失敗。

 でもイギリスの町の一角の本屋さんに日の丸が掲げてあったのは誇らしい感じがした。

 
 
 
 
 
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 昨日の本屋が求人出していたので行く。未だ音沙汰なし。

 エイボン川沿いの自転車道を走る。で古代人の遺跡を見る。日本の古墳時代の環濠に似ていた。

 夜は仕事。

 昼から仕事。休憩中川っぺりで横になってたら突然後ろでアベックがプロポーズしだす。女の子のほうは感動で泣き出すし、全然休めず。ただ片膝立てて指輪パカってやんのは日本と同じだと知れたいい機会。

 朝がしんどかったので教会行くのさぼる。結果一日中家で過ごした。引きこもり。

 流石に家から一回も出ないのもしんどかったので、夜中に徘徊。いつもの£5ケパブを買ってキングスストリートのパブに行く。そこでスイス人の旅行者と少し話す。初めて人と話していて、「あ、自分もしかしたらこの人より英語できる」って感覚を感じる。

 

反省

 先週は寝てばっかりの引きこもりだったので自己嫌悪しかない。猛省してます。

 

起爆剤

 日曜のお昼、Mr.スターバックスとメッセンジャーで話した。便利な時代。

 

www.1jpsho.com

  既に渡航して彼らしい濃い二週間を送っていた。「家の外では英語しか使わない」という、僕がこの国に来て最初のころに定めたものと同じポリシーを掲げていて感心した。そういう所が気が合う所以だと思う。

 で僕はというとその週引きこもりの寝太郎だったので、電話していてとても恥ずかしかった。なんだかんだ上手くいき初めて調子に乗り、渡英当時の必死さがなくなった自分と、渡航してまだ二週間でその中で必死に生きる彼の話を聞いて、すごく自分が情けなく感じた。

  前もあった。最近ブリストルでの生活がつまらないと感じていたのだが、つまらなくなっていたのは自分だったのだ。

 来週からは。そう決心した日曜日の自分に今の僕が感謝していることを、その時の僕はまだ知らない。