放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

引っ越しそうそうギャンブルをした話

あの後

 前回の投稿の続きである。遥々迎えに来てくれた友人宅に泊まった翌日、別の友人も合流し神奈川から浜松まで新幹線で戻り生活家電を調達した。¥44000也。

 でレンタカーを借り、車を走らせること1時間弱。友人のリクエストで蒲郡なる聞いたことない地名に向かった。着いたのは競艇場だった。

ボートレース

 初めに話しておくと、私はギャンブルをしない人間である。ギャンブルをしたのは18歳になった時に行ったパチンコぐらいで、趣味のレパートリーには入っていないというのが正しい表現だろう。

 しかしバイクが好きでレースを見るのも好きなので、エンジンで動くボートがレースをするというのは見る前からワクワクするものだった。で、駐車場に着くなり聞こえてきた音でさらに興奮した。紛れもなくそれは2ストの音だったのだ。(2ストとは…要はパンチのある、私が乗っているガンマと同じ仕組みのエンジンだ。兎に角音がいい。)

格安アミューズメント

 驚いたのは入場料が¥100円ってとこ。座る場所を確保するにもお金を払わなきゃならん今日において、ワンコインはすごく嬉しい。

 しかも所謂賭けることを「投票」と呼んでいたりその賭けが駅の券売機的な機械で自動でできるなど、目がギラギラした博徒がウロウロしていてスポーツ新聞が散乱しているような何となく不潔な場所、というイメージは全くの偏見。ゴミ一つ落ちていない綺麗な場所だった。

ビギナーズラック

 賭けずに滞在していてもよかったそうなのだが、折角なのでやってみた。一番下の100円で賭けたのだが、世の中そんなに甘くない。結果は5戦5敗。家電代を稼ぐどころか普通に散財してしまった。

 「酸っぱい葡萄」になるが、ビギナーズラックがギャンブル依存症の第一歩なのでまあラッキーってことで。

ギャンブル

 初めてギャンブルをやってみたのだが、思ったのは、競艇は「理由付けが出来るロト」だってこと。モーター(船外機)の勝率とか選手の勝率、出走の順番とかいろんな要素が有るので、予想が立てやすいなと感じた。

最後に

 ナイターだったので終わる頃には外は真っ暗。煌々と輝くナイター照明に照らされた水面でしぶきを上げながら進むボートは、迫力がありまた綺麗だった。

 場内で食べたかき揚げ丼が美味かったので、結果的にいい思い出だった。夜は旧友3人で温泉で呑むというなんとも豪華な、東海で過ごす初めての週末だった。

 
 
 
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