放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

図書館に通いこんでいる話

復帰先で

 前回の更新の翌日、迎えた初?出勤。スターバックスとの両立の果てに一度は決別した職場だったが、スタッフの皆が復帰を喜んでくれるしやっぱり仕事ぶりを評価されるしで嬉しかった。

 特に英語が上達したと言われしそれを実感できたのは誇らしかった。何も毎日ただコーヒーを作っていただけではないのだ。また、同僚の雑談が理解できるようになったが、僕の影口を聞いた時はなんだか残念な気持ちになった。先週は一日の出勤で既に£100を超えるお給料を頂けたので満足。

現住所:日本国外

 処で、先週からこちらでの仕事にありついたのはいいものの、次は日本での就活を進めなければならなくてなんとも忙しく毎日を過ごしている。暇を見つけては図書館に通いESなるものを書いている。入場料は無いし、WIFIも使い放題。唯一の欠点は夕方5時で閉まること。就活サイトの書き込みを見ると既に多くの学生が希望する企業のインターンに参加した経験があり、焦りを感じている今日この頃だ。

 大学4年を前に留学を決意するということ、そして大学3年の1月に日本に居ないことは大きなハンデになっていると思う。しかしここでしか体験できない毎日を過ごしていることもまた事実なので、前向きに生きている。特に大学の同期が既に就活を終え社会人として働いているので、彼らに就活を相談できるというのは大きなメリットだ。蛇足として、ブログをやっていることからか履歴書の自己紹介がエッセイっぽいと友人に指摘された。職業病というやつか。

Lightmanの一週間

土曜日

 12時から翌朝3時まで仕事。久しぶりの長時間拘束労働だったので疲れた。飲み屋の仕事が終わって1~2時間の睡眠をとってスターバックスに行っていた昨年9月10月が懐かしい。イカレているとしか言いようがない。

月曜日

 久しぶりに晴れたので夏に通ったがけに行った。道中「緑のおじさん」を発見。装備品が日本のより物々しい。

https://www.instagram.com/p/B7tQ2USjnZD/

The green guy #england #bristol

 夜間冷え込んでいたので昼になっても路面は凍っていたが、肝心の崖は凍っていなかったのですんなり登ること会出来た。崖を降りているとき、謎の生き物に遭遇した。恐らく山羊か羊の仲間だと思うが、ピクリとも動かずじーっとこちらを見つめてきたので少し気味が悪かった。木の皮をむしゃむしゃ食べていた。

https://www.instagram.com/p/B7jU7cQDMEF/

close encounters of the animal. #sheep #animal #bristol

火曜日

 晴れていたので庭仕事をするつもりでN爺宅に行ったが、前日同様寒かったので家の中で作業することに。ずばり壁紙の張替えである。10年以上同じ壁紙を使っているらしく、ノリがはがれ捲れていた。そこを箆で削りながら剥がしていった。壁の材質によって剥がしやすい部分とそうでない部分があり、スムーズに作業が進まなかった。結果3時間作業したが、暗くなったので切り上げた。£30也。

水曜日

 この日もG活。2時間だけ作業をし切り上げた。単独で行うガーデニングと違い、基本N爺との共同作業なので話し相手がいて退屈しない。

 

https://www.instagram.com/p/B7pE0bBjnlw/

Traditional Polish food : Jagnięcina #jagnięcina #polish #poland

 夜はポーランド人の元同僚が郷土料理屋に連れていってくれた。従業員は店主と奥さんの二人だけでこじんまりとしたお店だったが、味は抜群。スターターで出てきたヤギのチーズとジャム、塩漬けキュウリの付け合わせから始まりシンプルだが素材の味を楽しむ感じの料理が印象的だった。こうして僕のポリッシュフードバージンは、ブリストルに散ったのであった。

最後に

 例のイカレた友人は預け荷物がヒースローに取り残されるというアクシデントがあったものの解決したらしく、元気にやっているそうだ。彼女だけでなく普段会えない友人がいると、「きっとアイツも頑張っている」とライバル心が出てくる。

 推定だが残り6週間のイングランドでの生活。まだ券は買っておらず毎日がサバイバルの気分だ。何とか生き残る所存だ。