放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

一泊二日でロンドンに行った話

仕事上がりに

 金土が鬼シフトなのは前回の記事で書いたが、今週も例の通りだった。ただ、風邪も回復し準備は万端。2amに仕事が終わり、起きたのは5am。今週は予定があった。

 そう。題の通りロンドン旅行だ。今回も前回同様バス、往復£10。

 

www.1jpsho.com

 

 安い!。スタバのドリンク3回我慢すればロンドン行けるのである。都会も田舎も好きだけどどっちも楽しみたい僕としてはブリストルは福岡みたいな感じで軽い都市って感じなので、たまには東京のような大都市に行きたくなる。

個人散策

 今回もN爺兄と一緒だ。待ち合わせの時間まで着いてから時間があったので散策をした。前回はビクトリアコーチステーション(こっちでは長距離バスをコーチと呼ぶ)から北進したので、東進することにした。でテムズ川にぶち当たり川沿いを北上すること数分。

 
 
 
 
 
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 映画007の舞台、MI6の本部(実際はMI5)を見つけた。なんだか本部前で撮る写真はボンド効果で7割増しイケメンになった気がした。

 視界にビッグベンが入ったので向かう。前回N爺兄と来たときは数分だったので時間をかけてゆっくり散策しようってことでうろうろ。たまたま白バイの群れとボリス宅方面に人だかりを見つけたので野次馬しに行く。ボリス目当てで人が集まっているのかと思ったら違って、Roial Navyの式典だった。行列を見ている間、日本人に会う。日本から来た旅行者とそのガイド。ガイドの方は聞けばイギリス人の旦那さんがいらっしゃるそうで。

https://traveloco.jp/loco/Mrs_Boddey

 ミセスボディという名でトラベロコで活動中の方だった。今まで聞いたことがないサービスで(格安航空券サイト:トラベルコとは違う)、ネットでガイドを予約するサービスなんて進んでいるなとか思いながらお互いの身の上を話す。自分がまだ英国在住3か月のペーペーだということを思い知らされる。そのままウエストミンスター寺院の周囲をぐるりと回り(日曜なのでミサがあっており、中へは入れなかった)、僕はお二人と別れ橋を渡る。待ち合わせ場所のウォータールーステーションだ。

映画尽くしの日曜

  『waterloo station ,under the clock』。これが待ち合わせ場所だった。象徴的な四面時計はこの駅のシンボルで、多くの映画のロケ地になっている。僕が一番に思い出したのはThe Bourne Ultimatumで電話でボーンが指示を出しながら防犯カメラから逃げるシーンだ。ほかにもラブロマンスのロケや、実際に携帯がない時代の待ち合わせ場所としても有名らしい。

 で飄々と現れたN爺兄とBFIへ。British Film Instituteの略で、国立映像センターみたいな感じ。シアターがいくつかあり古い映画を毎日上映している。前回来た時タイムテーブルをチェックしていたので、CharadeとClockwork Orange が狙いだ。Caradeは、オードリーヘップバーン主演の映画のなかでマイナーだが一番好きな映画だ。主演男優はケリーグラントなのだが、なんとこの人ブリストル出身なのだ。

 
 
 
 
 
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 何たる偶然。当然字幕なしだったがCharadeは勿論、初見の時計仕掛けのオレンジも大体理解できたので語学力向上を実感した瞬間だった。面白かったのは劇場内にアルコール持ち込み可だったこと、そしてN爺兄がいびきをかいて寝ていたことだった。かく言う僕も時計仕掛けのオレンジでは主人公の厚生シーンで寝てしまったのだが。

 一つ目が終わり次の映画までの空き時間でロンドン橋、そしてタワーブリッジに連れて行ってもらった。二つの橋の間には第二次大戦の軍艦ベルファストが浮かんでいた。日本の大和ミュージアムと違い野ざらしに、しかも水上に浮かんでいるというのは変な感じだった。ロンドンのシンボルともいえるタワーブリッジの前で写真が撮れたことは嬉しかった。

 
 
 
 
 
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 N爺兄はノッティングヒルに住んでいたので、何から何まで映画尽くしの一日だった。ビールのあと、布団に入る。明日の起きる時間を気にせず横になる幸せをかみしめて寝た。友人の家に泊まる感覚が東京以来でなんだか懐かしかった。こうして僕のお泊りバージンはロンドンに散ったのであった。

古着屋巡り

 翌日はN爺兄が用事のため離脱、単独行動だった。Brick Laneという通りを目指し、ベーカーストリートから歩く。駅前のシャーロックホームズ像と写真を撮り、ひたすら歩いた。Brick Laneはアンティークショップの並ぶ通りなのだが一番大きなヤードセールが日曜開催なので、月曜日のこの日は少し閑散としてた。

 ただ、目的のツイードジャケットは見つけられなかった。今週いっぱいまで夏物衣料を置くとのことなのでまた次回に。帰りもビクトリアコーチステーションまで歩いた。さすがに昨日までの疲れがたまったのか、バッキンガム宮殿についた時にはへとへとだった。

最後に

 帰りのバスも爆睡したことは言うまでもない。最近仕事ばかりでイギリスを楽しめていなかったので、十分欲求不満を満たすことができた。

 新しい友人:N爺兄との関係も良好なのでまたよし。