放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

サーキットに行った話

金晩から

 お久しぶりである。最近月イチ更新な感じがあったが、気が乗ったので書く。新天地に来て書きたいことは溜まる一方、消化できてない。

 突然だが質問。読者諸君は金曜日、何してますか?

学生時代、休学し上京して働いていた時からの習慣であり、恐らく一生消えない癖なんだと思うが自分にとって金晩はもう休日である。折角の休みの日にあゝ疲れたなんて言ってられないから、職場から帰ったら飯を済ませすぐに出かけている。

 今日書くのは先月の話ではあるが、金晩から名古屋に向かった話である。

旧友との再会

 警報が出る豪雨の中、仕事終わりにバイクで1号線を走ること数時間。人生で2回目ぐらいに踏みしめる名古屋(通過を含めればもっと多いが)で、大学時代の友人宅に一泊。

 4年ぶりに顔を合わせたものの芯が変わってない友人に懐かしさを感じながらも、流石に疲れから即寝。折角名古屋に行ったというのにコンビニ飯。

鈴鹿へ

 金晩から名古屋に居た理由。それが題の通り、サーキットに行くことだった。場所は愛知と三重の県境、鈴鹿サーキットならぬ鈴鹿ツインサーキットである。しかし、だ。只のサーキットだったらこんな必死こいて行っていない。大学時代もサーキットが割と近く(とは言え隣県)にあったが、バイクで走りに行ったことはなかった。

 実は当日鈴鹿ツインで走行会(所謂攻めた走り)があっており、その昼休みに“あるバイクがパレードランをする”というエサに釣られてやってきたのだった。そのバイクこそ、先日私が納車したスズキのGooseというバイクなのである。

Gooseとは

 以前の記事で新しいバイクを納車したことについてはちらっと触れたが、どんなバイクなのかは書いていなかった。というのもこのバイクについて書いているとそれだけでひと記事書けるからだ。

 簡単に言うと20年ほど前に販売された350ccの中型のスポーツバイクで、超売れなかったバイクである。エンジンの熱を逃がす仕組みが特殊で、油冷エンジンというものを搭載している。道の駅に行っても誰も名前を知らないし、あらゆるバイクが集まるであろう箱根でも見たことがない、そんなバイクだ。(因みに私も購入するまでに見たのは、国道17号線の埼玉県和光市あたりを走っているのを見たその1度だけである。)

 誰が主催したのか、そのGooseが複数台集まってパレード走行(攻めない走り)をするというからそれは行くしかないってことで足を運んだ次第だ。

人生初

 人生で初めて複数台集まったGooseを見て、人生で初めてサーキットをバイクで走った。攻めない走りという体での走行だったので、フルフェイスヘルメットや革ツナギ等のサーキットを走る専用の服装は必要なく、ジリ貧の私はハッピー。

 
 
 
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 しかし走り出すと何故か想定していたよりスピードが速くて。ちょっとした走行会といった感じで前の人についていくのも一苦労。同時に”どう走るか”を今までで一番意識した時間であり、敷居が高いイメージだったサーキットに興味を持った瞬間だった。写真は有志の方に無料で撮って頂いた一枚。

最後に

 初めてのサーキット走行を無事終え、余韻を嚙みしめながらそのまま名古屋の件の友人宅にもう一泊。夕食は名古屋名物の中華チェーン”味仙”で、大学時代の思い出話をしながら食べた。日曜日は早朝しゃちほこの降りた名古屋城を見て、静岡へ。そのまま同期&ジモティーと浜名湖ツーリング。

 
 
 
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 思い返しても充実した週末を送っていると思う。金晩から休日というスタンス、オススメである。