放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

友人宅を掃除した話

”いつでも”って言ったよね

 突然だが、引っ越しの際「いつでも泊まりに来ていいからね」と言ったことはあるだろうか。口癖ならば私の前では禁句である。何故なら本気で泊まりに行くからだ。

 例えば数年前上京している時分には、ほぼ毎週末都内の友人宅に泊まりに行き、ついには合鍵を渡されるに至ったほどである。

 このように、不幸にも私に「いつでもOK」と言ったばかりに厄介者を受け入れざるを得なくなった方々が日本全国に点在している。

スラム

 で大概が男の一人暮らしだから、部屋が汚い。部屋は足の踏み場がなく、キッチンには四六時中漬け置きがあるのがデフォ。

 最近お世話になっている神奈川の友人も、静岡から関東圏に進出する際のデポとして活用させてもらいたいのだが、多分に漏れず汚かった。洗濯物はどれが綺麗でどれが汚れ物か家主も把握しておらずとりあえず散乱、ビニール袋から出してすらいない新聞は山積み。

 スラムが、そこにはあった。

お掃除

 自身でも人様の家にずかずか行くのは申し訳ないと思わなくもない。その代わりと言っては何だが、家政婦業をしている。要は掃除・洗濯・食事だ。

 神奈川デポ(スラム)も、先日掃除をした。途中黒ビカリするGにエンカしたり、新聞紙の山の下から謎の虫の死骸が大量に出て来たりと大変だったが、何とか綺麗になった。

最後に

 掃除は深夜までかかりヘトヘトになったが、一周回ってハイになった我々は何故か深夜、そのまま海ほたるに行った。掃除が終わり東京湾の明かりを清々しい気持ちで見ることが出来た。

 
 
 
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 翌日は本人談で3年ぶりに布団を洗濯しに行き、初期化がひと通り終わった。「植民地支配」だのなんだの言われたが、本人も久しぶりにふかふかの、洗い立ての布団で寝ることが出来たらしく喜んでいたので万々歳である。

 掃除はいい。汚ければ汚いほど綺麗になったと実感でき、自分の行為の結果が顕著に出る。