放浪記

LightManの放浪旅行記。東西南北ふらふらと。

深夜の渋谷に、自分を探しに行った話

前おき

    言い訳がましくなるが今週は月ー水がアルバイト、昨日木曜日が残業とアホみたいに忙しく、なかなか更新できなかった。今日は気がつけば金曜日で今週末の予定を書きたいところだが、先週あら今週の出来事を書いていなかったので、今日書いてしまう。なので、この記事は前回の続きである。

先週末の話

    先週末バイク屋さんにメンテナンスを依頼した日、出勤中にパンクしてしまった(笑)。僕は原付の割には距離走るほうなので、パンクとは縁がある。現に上京してパンクはこれで3度目になる。一本で工賃も含めると1万円近くかかるので痛い出費であることには間違いない。

    原因も分かっていて、道の端のほうを走るから釘や鉄片といったゴミを巻き込んでしまうのだ。が、原付は30キロ規制があり、如何なる道でもノロノロ走るもんだからバンバン追い抜かれてしまう。だから道路の端に寄るしかないわけで、そうするとパンクするという、言わば

パンクは原付の運命なのだ!

    ま、そういう訳だから笑うしかない。しかも運がいいことに、九州でも関東でもこれだけ遠出をしているにも関わらずパンクをするのは大抵バイク屋さんの近くなので助けに来て貰えている。この日もバイク屋さんに助けに来てもらい、「1日に二回も来るとは本当にウチの店が好きだね」とか冷やかしを言われながら修理を待った。

    ただ、この日一番辛かったことは会社に遅刻してしまったことだ。学生時代遅刻魔だったので、この一年は心を入れ替え時間を守ることを信条にしていた。なので退社まで5週間を切ったこのタイミングで無遅刻無欠勤を破ってしまったことは本当に悔しかった。更に同じ寮で同じ部署の方が二人いるのだが、この3人の中で僕が一番おちゃらけであるにも関わらず、僕だけが遅刻欠勤をしたことがなかった。だからこそ、嗚呼やっぱり、と言われることが本当に、悔しかった。今回の一回で崩れてしまった信用を噛みしめながら、お咎め無しだったのが今までの報酬だと思うしかなかった。

卒業式

   そんなこんなで遅番明けにそのまま東京に向かった。理由は前回書いた通り友人の卒業式だったからだ。

    芸術系の珍しい大学なので、卒業式も独特だった。会場がアリーナのようにら中心にステージがあり、しかもそれがゆっくり廻っているという。会場に入って口があんぐり空いてしまった(笑)。また、卒業生代表でそれぞれの学科の代表が卒業証書を貰いにステージに上がるのだが、その際にもダンスをしながら登場したりと皆さん芸が込んでいた。

    学長挨拶であったが、考えを表現することに全力を費やした4年間を経るとこんなに表現が多彩になるんだなと感心した。自分は言語を用いた表現しか主に使わないから尚更世界が広がった気がした。

リベンジ

    卒業式が終わり、謝恩会に向かった友人を後に僕は先に友人宅に帰った。卒業後の新宅への引っ越しを控え、ものが減り始めた部屋で一人考えた。同期で卒業し、共に1浪で入学。だが、ついに彼は卒業。僕は留学。やりたいことをやっている人生には間違いない。振り返っても、今も、楽しい人生であると胸を張って言える。でも、自分はこれで合っていたのだろうか。そんなことを考えていた。

    自分の存在を確認したい。そう思ってたどり着いたのが、渋谷のクラブだった。数多の人混みの中で、自分は存在感を出すことが出来るのか。さらに言語を使わないコミュニケーションや表現、例えばダンスやジェスチャーといったもので他人を笑顔にすることができるのか。それを試したくなったのだ。

 
 
 
 
 
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    結果は最高だった。フロアの中心で人々が僕を囲って踊り、楽しい時間を過ごすことができた。

最後に

    翌日は海芝浦という珍しい駅に向かった。

先週末リフレッシュしまくったからか、今週は忙しいながらも充実しといたと思う。ではまた。